icon_searchcommon_stripe_bgicon_loadingcommon_menuTitle_bg_leftcommon_menuTitle_bg_righticon_related_linkarrow_up_lineabout_bgarrow_down_linearrow_downarrow_right_linearrow_rightarrow_upicon_advertisementicon_closeicon_distributionicon_downloadicon_educationicon_electronicsicon_financeicon_foodicon_information-and-communicationicon_link_blankicon_listicon_mailicon_necessitiesicon_new_articleicon_overseasicon_questionicon_real-estateicon_related_articleicon_societyicon_timepost_heading_third_bgsidebar_notification_bg_spsidebar_notification_bgsns_facebooksns_feedlysns_twittertagline_bgthumbnail_new_bg
シェア
Share
このエントリーをはてなブックマークに追加
改善点の洗い出しとその優先順位付け~CSポートフォリオ分析を切り口に~【マーケティングお悩み相談室】

CSポートフォリオ分析を切り口に、改善点の洗い出しとその優先順位付け【マーケティングお悩み相談室】

改善点の洗い出しとその優先順位付け~CSポートフォリオ分析を切り口に~【マーケティングお悩み相談室】
このエントリーをはてなブックマークに追加
株式会社マクロミルにおいてリサーチャーとして10年以上のキャリアがあり、様々な業界のマーケティング課題を解決に導いてきたベテランリサーチャーが、食品業界N様の「改善点の洗い出しとその優先順位付け」というお悩みで、CSポートフォリオ分析を切り口にお答えいたします。
TOPICS
  • 改善点の洗い出しとその優先順位付けに関するマーケティングお悩み相談内容
  • CSポートフォリオ分析を切り口に回答
  • CSポートフォリオ分析を行う際の注意点とは?

改善点の洗い出しとその優先順位付けに関するマーケティングお悩み相談内容

食品業界N様より以下のお悩みをご紹介いたします。
===============================

現在スナック菓子の商品開発を担当しています。弊社が昨年春に発売した新商品の売上が伸び悩んでおり、商品のリニューアルを行うことが決定しています。改善の必要があるのはどの部分なのか、また、どこから優先的に改善していくべきなのかを知りたいと思っています。どうしたらよろしいでしょうか?

CSポートフォリオ分析を切り口に回答

N様、お悩み相談ありがとうございます。新商品の売上不振で商品リニューアルをご検討とのことですが、リニューアルにあたってどこを改善すべきかについては、慎重に検討する必要がありますね。今回のご相談のように、優先すべき改善項目をみつけたい場合は、「CSポートフォリオ分析」にて、優先順位を判断することが可能です。

CSポートフォリオ分析とは

「CSポートフォリオ分析」とは、項目別満足度と総合満足度から、重点改善項目を抽出する分析手法です。 「項目ごとの満足度」を縦軸、総合満足度と項目別満足度との相関係数(関係の強さ)を横軸にとり、各項目をプロットして、重点的に改善すべき項目を明らかにします。
※この分析はボストンコンサルティング・グループのPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)のアイデアを応用して、一般的な改善項目の抽出に使おうとするものです。

 

【CSポートフォリオ分析を行うにあたり必要な設問】
Q1:対象商品(またはサービス)の総合満足度
Q2:対象商品(またはサービス)の項目別満足度

 

今回のケースでは、Q1で対象のスナック菓子の総合満足度を、Q2で項目別の満足度 ※以下の9種類(スナックの)見た目、食感、しょっぱさ、酸っぱさ、素材の風味、香り、後味、食べやすさ、パッケージ、(1袋の)ボリュームを、それぞれ聴取します。

 

図1

※今回調査でのアウトプット例で、スコアはダミーです。

 

 

図2

 

図1がQ1・Q2の回答結果から、最終的に作成されたCSポートフォリオマップです。

図2は、「満足度構造の分類【CSマップの4象限】」といたしまして、満足度・影響度の平均スコアを基準に、マップを4象限に区分します。

右下の象限(赤い色の部分)の ①最優先改善項目(総合満足度への影響度が高いのに、満足度が低い項目)が、最優先で改善を考慮すべき項目となります。

今回調査からは、図1と図2を踏まえまして、「素材の風味」と「香り」の2つが、このスナック菓子の最優先改善項目であることが分かります。

CSポートフォリオ分析を行う際の注意点とは?

●総合満足度と、項目別満足度の聴取方法(尺度)を合わせる
CSポートフォリオ分析を行う際、総合満足度と項目別満足度との相関係数を算出する必要があるため、総合満足度と項目別満足度の聴取方法(尺度)は統一するのが一般的です。
※例えば、総合満足度・項目別満足度とも、5スケール(満足/やや満足/どちらともいえない/やや不満/不満)で聴取する、など。

なお、相関係数は、エクセルの関数(CORREL関数)や「データ分析」機能を使って算出できます。また、相関係数を使わない場合は、アンケートで「各項目の満足度」と「各項目の重要度(商品評価時にどの程度重要だと思うか)」を取っておくことで、「満足度」を縦軸、「重要度」を横軸にした簡易的なCSポートフォリオマップの作成が可能です。この場合、尺度の選択肢は「満足度」と「重視度」で異なりますが、選択肢の数(尺度の数)については統一した方がよろしいかと思います。

 

●「相関が高い=因果関係がある」 ではない
相関が高いからといって、必ずしも因果関係があるとは限りません。例えば、今回N様よりいただいたケースでは、売り上げが伸び悩んでいる要因として、他にも「商品認知率」「店頭への配荷状況」「スナック菓子市場全体の停滞」・・・などが考えられます。

そのため、CSポートフォリオ分析実施時のアンケートでは、その商品(サービス)について、 「初回購入の理由」「初回購入後、リピートしなかった理由(トライアルのみ購入者向けの質問)」「購入しなかった理由」 ※非購入者もアンケート対象とする場合なども、合わせて聴取しておくとよろしいかと思います。

 

●「CSポートフォリオ分析」の活用シーン
「CSポートフォリオ分析」は、総合評価にどの項目が貢献しているかを視覚化する分析手法なので、以下のようなご相談内容にも応用が可能です。

  • 商品のリピート購入意向を高めるには、どの要素を優先して改善すべきか知りたい (リピート購入意向 × 項目別満足度)
  • 商品の要素別の魅力度が、どの程度総合的な魅力度に貢献しているのかを見たい (総合魅力度 × 要素別満足度)
  • パッケージの要素別の評価が、どの程度購入意向に影響しているかを見たい (パッケージ提示後の購入意向 × パッケージ要素別魅力度)等

 

いかがでしたでしょうか?
最後に、本記事がみなさまのお悩みや課題解決のご参考になれば幸いです。

 

■■ ご案内 ■■

マクロミルは、高品質・スピーディな市場調査を提供する、マーケティングリサーチのリーディングカンパニーです。年間30,000件、取引社数4,000社を超える豊富なリサーチ実績とノウハウをもとに、お客様のマーケティング課題解決に向けて、最適なご提案をいたします。リサーチに留まらず、データコンサルティング業務や、広告配信・運用支援業務など、お客様のマーケティング課題解決に向けた、より直接的な支援業務の提供も行っています。

マクロミルへのお問い合わせ・見積り依頼はこちら>>

※上記より「お問い合わせ種別」の「その他マクロミルに関するお問い合わせ」を選択の上お問い合わせください。

このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事