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8%増税は、ゴールデンウィーク消費に影響を与えたのか?【定点観測調査による振り返り】

8%増税は、ゴールデンウィーク消費に影響を与えたのか?【定点観測調査による振り返り】

8%増税は、ゴールデンウィーク消費に影響を与えたのか?【定点観測調査による振り返り】
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8%増税後、初の“消費の山”となる2014年のゴールデンウィーク。一般消費者の消費の動向について、週次の定点調査から分析しました。
調査は毎週水曜日に実施しているため、ゴールデンウィークを前半(調査日は2014年4月30日(水)で、4月24日(木)~4月30日(水)について回答)と後半(調査日は2014年5月7日(水)で、5月1日(木)~5月7日(水)について回答)に分けて分析しています。
TOPICS
  • 飛び石連休の2014年GWは、“後半”に消費が集中
  • “今後の消費量”への意識、8%増税直後に過去3年間で最低値を記録。緩やかに回復するも、5月も引き続き前年を下回って推移
  • 低調推移した“外出日数”、ゴールデンウィーク後半は前年をわずかに上回る
  • 体験型の消費は堅調、自己顕示欲型の消費ではサイフの紐が固く

飛び石連休の2014年GWは、“後半”に消費が集中

8%増税前からゴールデンウィークまでの期間の、1週間の消費金額1について、個人平均の推移を確認したところ、増税直前の3月最終週がピークで平均19,800円でした。平常時の平均は15,000円~17,000円の間で推移していることから、この金額は極めて特異な状態にあったといえます。そして、増税後の4月第23週には急激に下がり、14,000円台まで落ち込みました。3月までの駆け込み消費やまとめ買い、増税による支払価格の上昇による抵抗感などからか、消費に一時的な停滞が生まれたことがうかがえます。

また、例年“消費の山”となるゴールデンウィークですが、“飛び石連休”が影響してか、前半(424日(木)~430日(水)と後半(51日(木)~57日(水))で消費金額に大きな差がでました。前半の4月最終週は15,400円で前年より1,200円のマイナスと低調でしたが、後半の5月1週は19,400円となり、前年よりも1,400円のプラスとなりました。有給休暇などを利用し、前半と後半を通した大型連休を取得する人が少なかったのかもしれません。

1:家賃、公共料金等の月々の支払い金額を除く

1週間の消費金額 個人平均の推移

1週間の消費金額 個人平均の推移

ベース:全体(n=1,000

出典:Macromill Weekly Index 「1週間の個人消費金額」より

“今後の消費量”への意識、8%増税直後に過去3年間で最低値を記録。緩やかに回復するも、5月も引き続き前年を下回って推移

“消費予想データ”2から、消費者の今後1か月の消費量について探りました。8%増税スタート前の3月から下降が始まり、41週目には40.9というスコアを記録し「1か月後は買い物を控えよう」という消費意識が見てとれます。40.9という値は、20113月の震災直前に観測をスタートして以来最低のスコアでした。その後、ゴールデンウィークに向けて緩やかに回復し、前年との差は縮まって回復傾向ではあるものの、5月も引き続き前年を下回って推移し続けています。

2:過去1か月間と比較した今後1か月の個人消費量の変化を、「大幅に増える(100ポイント)、やや増える(75ポイント)、変わらない(50ポイント)、やや減る(25ポイント)、大幅に減る(0ポイント)」と点数を与えたときの平均値

消費予想の推移

消費予想の推移

ベース:全体(n=1,000

出典:Macromill Weekly Index 「消費予想」より

低調推移した“外出日数”、ゴールデンウィーク後半は前年をわずかに上回る

1週間あたりの平均外出日数”3をみると、8%増税後の201742週~45週は、前年を下回り続けました。これは、3月末の増税前の買い貯めによる外出のニーズの減少や、消費増税や円安によるガソリン価格の上昇など、様々な要因が影響していると考えられます。しかし、ゴールデンウィーク後半(51日(木)~57日(水))だけは、外出日数が1.95日となり、わずかに前年(2013年)を上回りました。

3:通勤・通学、日常的な買物などを除く特別な外出

1週間あたりの平均外出日数

1週間あたりの平均外出日数

ベース:全体(n=1,000

出典:Macromill Weekly Index 「最近1週間に特別な買物やレジャー、会合などで外出した日数」より

体験型の消費は堅調、自己顕示欲型の消費ではサイフの紐が固く

ゴールデンウィークの後半(201451日~57日)に買ったものをみると、「家族との外食」「お酒」「書籍・雑誌」などの“体験型の消費” は前年を上回り堅調でした。一方で、「食事会・飲み会」「洋服」「化粧品」などの自己顕示欲型の消費は前年を下回りました。また、旅行者数の増加が期待された「国内旅行」への消費は、前年が10.9%、今年が11.0%となり、前年とほぼ同じ水準でした。

ゴールデンウィークの後半(2014年5月1日~5月7日)に購入・利用したもの

ゴールデンウィークの後半(2014年5月1日~5月7日)に購入・利用したもの

ベース:全体(n=1,000)/複数回答

出典:Macromill Weekly Index 「この1週間で買ったもの」より

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調査概要
調査主体
マクロミル
調査方法
インターネットリサーチ
調査地域
全国
調査対象
20~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法
平成22年国勢調査による、性別×年代×エリアでの人口動態割付
  • ※当記事は、インターネット調査による週次の定点観測調査「Macromill Weekly Index」の調査結果を使用しています。
  • ※ 本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
  • ※ 百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
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