
ブラックフライデーに関する調査。今後日本でも流行るのか?

- 「ブラックフライデー」、言葉の認知率は84%、内容の認知率は31%
- 知らない人には、ネガティブなイメージ。“ブラック企業” “ブラックリスト” などを想起?
- ブラックフライデーの消費実態。 セールで買い物をした?「YES」9%、「NO」91%
- 日本でも経済効果をもたらす大イベントなる!? 日本での定着予想は、「する」と「しない」が拮抗
「ブラックフライデー」、言葉の認知率は84%、内容の認知率は31%
ブラックフライデーを知っているか尋ねたところ、84%が「知っている」と回答しました。知っている人の内訳は、「内容まで知っている」31%、「聞いたことがある」52%で、およそ3人に1人がブラックフライデーの内容を理解していることがわかりました。
『ブラックフライデー』の認知
知らない人には、ネガティブなイメージ。“ブラック企業” “ブラックリスト” などを想起?
ブラックフライデーに対するイメージはポジティブかネガティブかを4段階で尋ね、認知度ごとに比較しました。ブラックフライデーにポジティブなイメージを持っている人は、内容まで知っている層では88%(ポジティブ46%+ややポジティブ42%)、全く知らない層ではわずか13%(ポジティブ4%+ややポジティブ9%)でした。
ブラックフライデーを知らない人に、「ブラックフライデー」と聞いて具体的にどのようなイメージを持っているのかを自由回答で尋ねました。回答が多かった順に抜粋すると、「悪い、暗い、不吉なことが起きそう」「金曜なのに残業」「週刊誌ネタ」など。ブラックフライデーは、小売店が大きく黒字になることから「“ブラック”フライデー」呼ばれていますが、ブラックフライデーを知らない人はネガティブなイメージを持っています。背景には、“ブラック企業” “ブラックリスト” など、ネガティブな話題で“ブラック”という言葉を使われることが多いことも、要因になっているのではないでしょうか。
『ブラックフライデー』に対するイメージ(認知度別)
ブラックフライデーの消費実態。 セールで買い物をした?「YES」9%、「NO」91%
ブラックフライデーにちなんだセール等で、今年実際に買い物をした人はどのくらいいたのでしょうか?ブラックフライデーを知らない人にも、その内容を説明した上で回答してもらいました。すると、ブラックフライデーにちなんだセール等で今年買い物をした人はわずか9%。クリスマスやハロウィン、バレンタインのように、多くの人が買い物を楽しむようなイベントには、まだほど遠いようです。
『ブラックフライデー』にちなんだ買い物をしたか
日本でも経済効果をもたらす大イベントなる!? 日本での定着予想は、「する」と「しない」が拮抗
ブラックフライデーは、今後日本においても大きな経済効果をもたらすイベントになっていくのでしょうか。
最後にずばり、“ブラックフライデーは日本で定着すると思う?”と尋ねました。「定着する」は52%、「定着しない」は48%で、差はあまりありません(ブラックフライデーを知らない人も、内容の説明を読んだ上で回答)。
『ブラックフライデー』は今後、日本にも定着すると思うか
それぞれの理由を自由回答で尋ねると、定着すると思う人は、「お得だから、セールで安いから」、「お祭り・イベント好きだから」、「アメリカで流行ったものは日本でも流行るから」「ハロウィンやクリスマスも定着したから」など。一方、定着しないと思う人は、「ブラック(ネーミング)のイメージが悪いから」「まだあまり知られていないから」「一時的な流行りだと思うから」「ボーナス前だから」等が目立ちました。
- 各項目の性別クロス結果、年代別クロス集計結果 など
- 調査主体
- マクロミル
- 調査方法
- インターネットリサーチ
- 調査対象
- 全国20代~60代の男女(マクロミルモニタ会員)
- 割付方法
- 平成27年国勢調査による、性別×年代×全国5エリアの人口動態割付/合計1,000サンプル
- 調査期間
- 2016年12月1日(木)~12月2日(金)
- ※ 本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
- ※ 百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
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