
ハロウィン2,000人調査。正月やクリスマスなどに比べ消費意欲が最も低いことが判明。

昨今、爆発的に広がったハロウィンですが、どのような意識で楽しんでいる人が多いのか、全国15~69歳の男女2,000人を対象に調査しました。
- 若い世代ほどハロウィンが楽しみ!10代は60代のおよそ6倍!
- ハロウィンの盛り上がりに対する賛否。30代以下は「賛成派」、40代以上は「反対派」が優勢
- “ハロウィンで仮装”は1割程度で、少数派!仮装はしない“ちょいハロウィン”が主流?
- ハロウィンの予算、最大でかけられる金額は平均3,691円。クリスマスやお正月など秋~冬イベントの中で最低。
若い世代ほどハロウィンが楽しみ!10代は60代のおよそ6倍!
ハロウィンが楽しみですか?と尋ね、「とても楽しみ」「やや楽しみ」と答えた人の合計を比べたところ、年代が若くなるほど楽しみにしている人が多いことが分かりました。60代はわずか7.6%にとどまっているのに対し、10代はその約6倍の44%です。
ハロウィンが楽しみか
ハロウィンの盛り上がりに対する賛否。30代以下は「賛成派」、40代以上は「反対派」が優勢
日本におけるハロウィンの盛り上がりに対して賛成か反対かを尋ねたところ、10~30代では賛成派が多数であるのに対して、40~60代では反対派が賛成派を上回る結果となりました。
ハロウィンの盛り上がりに賛成か、反対か
“ハロウィンで仮装”は1割程度で、少数派!仮装はしない“ちょいハロウィン”が主流?
今年のハロウィンで仮装したいかを尋ねました。「仮装をしたい」と回答した人は10%程度で、ハロウィンを楽しみにしている人が最も多い10代でも21%にとどまります。テレビや新聞等の報道で、仮装をしてハロウィンを楽しむ人がクローズアップされることも増えきましたが、実際に仮装を楽しんでいる人は、少数派のようです。
ハロウィンの仮装をしたいか
ハロウィンの仮装をしたいか 年代別
仮装以外の楽しみについて“買い物”の視点から傾向を探ったところ、何かしらのハロウィン商品を買いたいと思っている人は34%でした。ハロウィン商品の買いたい人へ何を買いたいか聞くと、男女共に最多は「ハロウィン限定のスイーツ、お菓子」で男性73%、女性83%でした。2番目には男性が「ハロウィン限定の外食メニュー」29%、女性が「飾り付けグッズ」31%となっています。
ハロウィンが楽しみだという人の中でも、派手に楽しみたいというよりは、限定のお菓子を買う、限定メニューを食べる、また飾り付けをするなどの、“ちょいハロウィン(ちょっとしたものでハロウィン気分)” を楽しもうという傾向がありそうです。
ハロウィン関連商品の購入意向
ハロウィン関連商品の購入意向<男女別>
ハロウィンの予算、最大でかけられる金額は平均3,691円。クリスマスやお正月など秋~冬イベントの中で最低。
ハロウィンを含めた秋~冬の年中イベントで、最大でいくらお金をかけてもいいと思うか尋ねました。ハロウィンは平均3,691円で、秋~冬のイベントの中で最低という結果になっています。
ハロウィンに関連したニュース等では、凝った仮装や豪華なパーティがピックアップされることも多いですが、大多数が他のイベントと比べると小ぢんまりとハロウィンを楽しんでいる傾向にありそうです。ハロウィン後には、秋~冬のイベントの中で最もお金をかけるお正月(平均20,385円)、2番目にお金をかけるクリスマス(平均12,461円)がひかえているため、あまり多くのお金をかけられないというお財布事情も絡んでいるのかもしれません。
秋~冬のイベントに最大でかけられる平均予算
- ハロウィンをどのように楽しむか(買い物以外)
- ハロウィンで仮装をする目的
- ハロウィンで仮装をする目的がSNSで写真を投稿したいと回答した人の投稿先
- 秋~冬イベントそれぞれの重要度
- 秋~冬イベントは、それぞれ誰と楽しみたいか
- 調査主体
- マクロミル
- 調査方法
- インターネットリサーチ
- 調査対象
- 全国15~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
- 割付方法
- 平成27年国勢調査による、全国5エリア×性別×年代の人口動態割付/合計2,000サンプル
- 調査期間
- 2017年8月31日(木)~9月1日(金)
- ※ 本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
- ※ 百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
- ※ 本記事は、2017年12月より、ウェイトバック集計結果に合わせ、掲載数値等を再編集しています
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