
ニュースメディアはどう使い分ける?利用状況や広告接触を調査

- ニュースの情報源、圧倒的な存在である「テレビ」に次ぎ、「ニュースサイト」と「ニュースアプリ」の存在感が高まる
- 信頼性・緊急性ともに「テレビ」が1位、それぞれ7~8割が利用
- 広告接触、「テレビ」の存在感が強く、57%が「広告の内容まで見る」、38%が「その後何かしら行動を取る」
ニュースの情報源、圧倒的な存在である「テレビ」に次ぎ、「ニュースサイト」と「ニュースアプリ」の存在感が高まる
ニュースを知る際に接する情報源を尋ねました。
最多は「テレビ」で91%が情報源として利用しており、2位以降を大きく引き離しました。2位は「ニュースサイト」で58%、以降「新聞」46%、「ニュースアプリ」26%、「ラジオ」19%と続いています。
また、この一年で接する機会が増えたと感じる情報源を尋ねると、「テレビ」と「ニュースサイト」がそれぞれ36%と最も高く、それに次ぐのは「ニュースアプリ」で20%でした。「テレビ」以外では、「ニュースサイト」や「ニュースアプリ」など、インターネットを利用したメディアが主なニュースの情報源になっていると言えそうです。
信頼性・緊急性ともに「テレビ」が1位、それぞれ7~8割が利用
“信頼性の高いニュース”と“緊急性の高いニュース”という2つの視点において、情報源の使い分けはどのようにされているのでしょうか。
信頼性・緊急性ともに「テレビ」が1位で、それぞれ7~8割が利用していることが分かりました。テレビ離れの傾向があると言われる現代ですが、情報源として今も圧倒的な存在であるようです。また、テレビに次ぐものは、“信頼性”では「新聞」43%、「ニュースサイト」34%、“緊急性”では「ニュースサイト」42%、「ラジオ」18%となっています。
広告接触、「テレビ」の存在感が強く、57%が「広告の内容まで見る」、38%が「その後何かしら行動を取る」
ニュースの情報源となっているメディアごとに、広告接触状況を確認しました。
ここでも「テレビ」の存在感が強く、57%が「広告の内容まで見る」、38%が広告の内容について調べる、広告について友人と話す、広告の商品を買うなど「広告を見た後に何かしら行動を取る」と回答しました。
また、ニュースの情報源として利用が高まっているニュースサイトやニュースアプリについては、広告接触において5位にはランクインしませんでした。広告に接触後、何かしらの行動を取るものでは5位にランクインしていますが、わずか4%にとどまっています。
本調査結果のより詳細な分析は、MarkeZine12月号“データで読み解く「ニュースメディアの利用状況と広告接触の実態」”に掲載されています。
- 各設問の上位5~7位以降の全回答
- 回答者属性 ・・・など
- 調査主体
- マクロミルと翔泳社(MarkeZine)の共同調査
- 調査方法
- インターネットリサーチ
- 調査対象
- 全国18~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
- 割付方法
- 平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計1,000サンプル
- 調査期間
- 2017年10月4日(水)~5日(木)
- ※ 本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
- ※ 百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
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