
2018年の会社員の夏休みを調査!連休日数は5連休が最多

- 夏休みのタイミングは”お盆”がダントツで、会社員の6割。会社員の約5人に1人は、“夏休みなし“
- 会社員の夏休み、連休日数は「5連休」が最多。“理想と現実”の間には2.2日の差あり
- 夏休みの過ごし方、1位は「家でゆっくり」50%、2位は「お出かけ・旅行」49%で僅差。
お出かけ・旅行では、「泊りの国内旅行」が人気 - 夏休みの予算は、平均58,132円
- 職場へのお土産事情。お土産は、買う派と買わない派が二分!お土産予算は、平均2,593円
夏休みのタイミングは”お盆”がダントツで、会社員の6割。会社員の約5人に1人は、“夏休みなし“
会社員の夏休み、今年はいつ頃取得される方が多いのでしょうか。全国20~59歳の会社員1,000名に尋ねました。
最多は、「8月のお盆周辺」で60%、2番目に多い回答が「8月のお盆周辺以外」で7.8%、3番目以降は、「7月」4.7%、「9月」4.0%、「その他の月」0.9%となっており、“8月以外が夏休み”という会社員はわずかのようです。同じ8月でも、お盆時期と、お盆以外の時期では52ポイントと大きな差があり、夏休みはお盆周辺のタイミングとなる会社員が圧倒的に多いことがわかります。
また、18%が、「夏休みはない、取得しない」と回答しており、会社員の約5人に1人は、“夏休みなし“であることがわかりました。
会社員の夏休み、連休日数は「5連休」が最多。“理想と現実”の間には2.2日の差あり
夏休みがある会社員の皆さんは、今年の夏休みに何日間連続してお休みの予定なのでしょうか。今年の夏休みの時期がすでにわかっている(決まっている)と回答した692名に、最大の連休日数を回答いただきました。
夏休みの連休日数の上位3位をみると、「5連休」が最多で25%、続いて「9連休」16%、「6連休」11%と続きました。また連休日数のすべての結果から平均を算出すると、夏休みがある会社員における連休日数は「平均6.2連休」となります。
一方で、理想の夏休みは何連休なのでしょうか?本当は何連休したいと思っているのか、ホンネを尋ねました。その結果、理想の連休日数は「平均8.4連休」で、“理想と現実”の間には2.2日の差があることがわかります。
●会社員の夏休み連休日数
ベース:夏休みの時期がすでにわかっている人(n=692)
1日(連休はない) | 2.2% |
2日 | 1.0% |
3日 | 7.2% |
4日 | 9.1% |
5日 | 24.9% |
6日 | 10.8% |
7日 | 7.2% |
8日 | 2.9% |
9日 | 15.8% |
10日 | 5.5% |
11日以上 | 1.4% |
連休日数はまだわからない | 12.0% |
夏休みの過ごし方、1位は「家でゆっくり」50%、2位は「お出かけ・旅行」49%で僅差。
お出かけ・旅行では、「泊りの国内旅行」が人気
今年の夏休みの時期がすでにわかっている692名に、夏休み中の過ごし方について尋ねました。多かった順に、「家でゆっくり過ごす」50%、「お出かけ・旅行」49%で、この2つについては半数ほどの人が夏休み中の過ごし方として挙げています。続いて、「帰省」33%、「墓参り」27%、「家族団らん」27%で、3位~5位を眺めると“お盆”の習慣が垣間見えます。お盆周辺時期が夏休みと重なる人が多いことが、こういった過ごし方が上位に来た要因の1つにありそうです。
また、「お出かけ・旅行」と回答した340名に、その内容を尋ねました。1番多かったものは「国内旅行(泊り)」で60%、次いで「近場のお出かけ」39%、「国内旅行(日帰り)」34%、「海外旅行」14%でした。スコアの差からもわかるように、泊りでの国内旅行が人気のようです。
夏休みの予算は、平均58,132円
会社員は夏休み中に、いくらくらいお金を使う予定なのでしょうか。夏休みの時期がすでにわかっている692名に、夏休み期間を通して使用する予定・使用してもいいと考えている金額(家族で過ごす場合は、家族全体での予算)を尋ねました。その結果、平均は58,132円でした。
職場へのお土産事情。お土産は、買う派と買わない派が二分!お土産予算は、平均2,593円
会社員の中には、職場にお土産を買おうか…、いくら分のお土産を買おうか…、と旅先で迷う人もいるかもしれません。そんな、気になるお土産事情について調査しました。
まずは、今年の夏休み中に「お出かけ・旅行」もしくは「帰省」をする予定の465名に、職場へのお土産を買うか買わないかを尋ねました。夏休みのお土産を「買う」は49.5%、「買わない」は50.5%で、買う派と買わない派が二分する結果となっています。
さらに、「買う」と回答した230名に、お土産予算(複数購入する場合はトータルの予算)を尋ねたところ、ボリュームゾーンは「1,000円以上~2,000円未満」で40%、平均は2,593円となっています。年代ごとにみると、20代では1,000円台の予算である人が圧倒的に多くなっています。
また、職場へのお土産を買う人と買わない人それぞれに対し、その理由を自由回答で尋ねました。一部抜粋してご紹介します。
●職場へのお土産を買う理由
ベース:夏休み中の「お出かけ・旅行」「帰省」で職場にお土産を買う人(n=230)
- 自分が休みでも他の人は仕事なので、「休みを頂きありがとうございます」の意味を込めて買います。(28歳、女性)
- お土産をあげ合うことが習慣化しているため。(29歳、女性)
- 社交辞令程度ではあるが、コミュニケーションを円滑に進めるため。(31歳、男性)
- いつもお世話になっているし喜ぶ顔が見たいから。(32歳、女性)
- いつもみんなどこかに行くとお土産を買ってきてくれるから。(33歳、女性)
- 礼儀として、毎回出掛けたら買っている。(33歳、女性)
- 普段お世話になっているし、夏休み明けは各自がお土産を持ち寄るようなシーンもあるので。(34歳、男性)
- 会社が認める休みに出掛けるだけなので、買ってくる必要はないと思うが、周りの人が買ってくるので、私だけ買って行かないわけにもいかないから。(38歳、女性)
- 職場にある共通のお菓子BOXに補充するため。(43歳、男性)
●職場へのお土産を買わない理由
ベース:夏休み中の「お出かけ・旅行」「帰省」で職場にお土産を買わない人(n=235)
- プライベートと仕事は分けたいから。(23歳、男性)
- 職場全体が、ビジネスライクな付き合いであり、プライベートに干渉しない。みんなお土産を買ってこないため、自分も買わない。(28歳、女性)
- みんなが(同時に)休みで、迷惑をかけないから、買う必要がない。(29歳、女性)
- 旅行先を告げないので、買う必要もないと考えている。(32歳、男性)
- 夏バテしたときに「夏休みに遊んだ」と思われて評価が下がるから、余計なことはしない。(36歳、女性)
- そういう習慣が職場にないから。(37歳、男性)
- 私が買ったら、部下も買わないといけなくなるから。(37歳、男性)
- お互いに気を使うので、やめている。(53歳、男性)
- 代わり映えがしないお土産にみんな飽きているから、土産無しキャンペーンを会社内で発令中。(55歳、男性)
- お土産を買うのが当たり前という慣習はどうかと思うので、別に買ってこなくてもよいということを示すため、あえて買わない。(56歳、男性)
- 夏休み日程が確定する時期
- 夏休みにお出かけや旅行の行き先を探す際、重視すること
- 夏休みに家でゆっくり過ごす人の、家での過ごし方
- 職業、業種、同居家族 ・・・など
- 調査主体
- マクロミル
- 調査方法
- インターネットリサーチ
- 調査対象
- 全国20~59歳の会社員(マクロミルモニタ会員)
- 割付方法
- 総務省 平成28年 労働力調査 雇用形態別雇用者数による、性年代別の正規雇用者の構成比にあわせて割付/合計1,000サンプル
- 調査期間
- 2018年6月13日(水)~2018年6月15日(金)
- ※ 本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
- ※ 百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
- ※本調査は、2016年に当社が実施した「会社員の夏休み(2017年6月実施)」調査とは、調査対象者や設問内容が異なります。
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