
2018年ハロウィン調査。若者の楽しみ方は「自宅で」「仮装」がキーワード!?

- 若者から高い支持のハロウィン。10代の8割がハロウィンに「賛成」、高い年代ほど低く60代は4割弱
- 秋~冬イベント全体の中では、重要度が低い? ハロウィンが「重要」と回答した若者は27%
- 2018年ハロウィンの最大予算は平均2,830円。前年より385円増
- みんな家で仮装している!?2018年のハロウィン楽しみかた事情
若者から高い支持のハロウィン。10代の8割がハロウィンに「賛成」、高い年代ほど低く60代は4割弱
“ハロウィン”はどのくらい支持されているのでしょうか。ハロウィンに賛成か反対かを尋ねると、10代(15~19歳)では81%が「賛成」と回答した一方、年代が上がるにつれてスコアが低下し60代では39%でした。“ハロウィン”は特に若者に人気のイベントであるようです。
また、“ハロウィンが楽しみか?”という設問でも、10代で53%、20代で47%と、約半数が「楽しみ(とても楽しみ+やや楽しみ)」と回答し、若い年代ほど高いスコアでした。
秋~冬イベント全体の中では、重要度が低い? ハロウィンが「重要」と回答した若者は27%
ここからは10~20代の若者についてフォーカスします。日本の様々な年中行事の中で、“ハロウィン”はどの程度重要だと考えられているのでしょうか。秋から冬にかけたイベントごとに重要度を確認しました。
「重要(重要+やや重要)」の割合を比較すると、“ハロウィン”27%、“クリスマス”72%、“大晦日・カウントダウン”76%、“お正月”85%、“バレンタインデー”39%、“ホワイトデー”31%と、“ハロウィン”の重要度は最も低いスコアとなりました。賛成派や楽しみにしている10~20代は多いものの、秋~冬イベント全体の中では、さほど重要度は高くないと認識されていることがわかります。
2018年ハロウィンの最大予算は平均2,830円。前年より385円増
2018年から2019年にかけた秋冬シーズンのイベントについて、「最大でいくらかけてもいいと思う?」と尋ねたところ、ハロウィンは平均2,830円で、前年より385円増加しました。若者の消費意欲が最も高かったのは“クリスマス”で平均8,843円となっており、ハロウィンとは約6,000円と大きな差があります。また、“ハロウィン”に対する消費意欲は、“バレンタイン”と並んでいます。
●今秋~冬のイベントにかけられる最大の金額 10~20代の平均
ベース:10~20代(n=430)
今年度の秋~冬イベント | 2018年調査 | 2017年調査 |
ハロウィン | ¥2,830 | ¥2,445 |
クリスマス | ¥8,843 | ¥8,314 |
大晦日・カウントダウン | ¥4,865 | ¥4,126 |
お正月 | ¥6,854 | ¥6,909 |
バレンタイン | ¥2,872 | ¥2,568 |
ホワイトデー | ¥2,053 | ¥1,928 |
みんな家で仮装している!?2018年のハロウィン楽しみかた事情
最後に、今年(2018年)のハロウィンについて、具体的に見ていきます。イベントへの参加や仮装、ホームパーティや飾り付けなど何か行う予定があるか尋ねたところ、「ある」は17%でした。
予定があると回答した71名に対し、今年のハロウィンをどのように楽しみたいか尋ねると、1位は「仮装する」47%でした。2人に1人は「仮装」をして楽しみたいと回答しており、10~20代の若者の間ではハロウィンといえば「仮装」が主流の楽しみ方となっているようです。2位以下は「お菓子や料理を作る」37%、「ハロウィン関連商品を買う」28%、「パーティ・イベントに参加」28%、「お菓子を配る」27%という結果でした。
毎年、若者が繁華街を仮装して練り歩く姿がニュースなどで盛んに放送されていますが、過ごす場所については「自宅」52%がダントツで、2番目も「友人の家」25%と、実は家の中で過ごす人が多いようです。
- ハロウィンの仮装意向とその目的
- 今年度の秋冬シーズンのイベントは、それぞれ誰と過ごしたいか、など
- 調査主体
- マクロミル
- 調査方法
- インターネットリサーチ
- 調査対象
- 全国15~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
- 割付方法
- 平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計2,000サンプル
- 調査期間
- 2018年8月28日(火)~2018年8月29日(水)
- ※ 本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
- ※ 百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
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